時間軸を揃える
私は、損益が安定しない時期もありましたが、あることをしないことを決まてから、損益が安定しました。
一つは、先物でヘッジをしないことです。
先物オプションということで、先物とオプションは似ている、兄弟のような感じがします
しかし、実際のところ取引では時間軸が違います。
オプションの取引の脳で、先物を取引してもオプションと先物のスピード感が違い過ぎます。
ヘッジをかけたつもりが、さらに損失を増やす結果となることがほとんどでした。
先物はミニ先物1~2枚でも、10万円くらいの損失がものの5分ほどで出てしまいます。
このような反省から、先物でのヘッジを禁止してから損益は改善されました。
ミニオプションがはじまり、ヘッジはミニオプションで好きな枚数でかけられるのがいいですね。
指値を変更しない
損益が安定した、もう一つのことです。
それは、注文したあとで指値を変更することを止めたことです。
注文するときには、だいたい指値で注文します。
指値で注文して、あっさりと約定すれば問題ありません。
しかし指値で注文を出した途端に指値した価格から遠く離れてしまうことがあります。
以前は、注文したものは早く約定したいと相場に合わせて指値を変更することもありました。
あるとき、この価格では刺さらないだろう、刺さったらラッキーと思う価格で注文を
出した時に約定したときがありました。
それ以来、指値価格の細かい上げ下げに一喜一憂しても、最終的にはそれほど変わりないと思い
一度注文してから、指値を変更することはしなくなりました。
そこから、なぜか損益が安定してきました。
1日の相場の流れの中では、大きな波と小さな波があります。
相場参加者の思惑もあります。
その中で、不思議となぜその価格で約定したのだろうというものがオプションにはあります。
指値を変更しないことで、さらにゆったり取引となり損益も安定する。
何かを追加で、やるよりも、何をやらないかを決めることで改善できることがあります。
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