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ビジネス書解説②自分の言葉で語る技術
グッとくる書き方と話し方のコツ コピペの言葉では誰も動かない!
自分の言葉で語る技術<川上徹也 著>動画解説
▼「自分の言葉で語る技術」の効果
この本は以下のような方々に効果があります。
①自分の言葉で語ることができないために人から軽く見られて人生を損して いるあなた。
②自分のモヤモヤした気持ちをうまく言葉にできなくてモヤモヤしてるあなた。
③部下が自分の言葉で語らないのにイライラしている上司。上司が自分の言葉で語らないのにイライラしている若手社員。
▼「自分の言葉で語れない人」は一生損をします。
学校では「自分の言葉で語る技術」なんて教えてくれません。むしろそんなものを持たない方が波風を立てず上手くやってこれました。
しかし社会人になるとそうはいきません。
自分の言葉で語れない人は人生の全ての場面で損をします。
「自分の言葉で語る技術」はちょっとした勇気とコツと訓練である程度のレベルまでは習得できるということです。
多くの凡人は揺るぎない確固たる「自分の考え」など持っていません。
その時々で周りの言葉に大きく影響されます。
「自分の言葉で語る人」になるためにはまずは借り物の言葉そのものを使わないという決意をすることです。
▼つまらない意見でも最初に言った奴が偉い
どんな意見でも最初に言った方人の言葉になる。
どんなに心で思っていても、先に同じ考えを誰かに言われるとその人の言葉になってしまいます。
だから最初に言ったやつは偉い。
誰かが語る前に自分の言葉で語りましょう。
▼タイトルが9割の法則
文章を書くときはタイトルが重要です。
タイトルで9割が決まると言っても過言ではありません。
タイトルをつける時にはその言葉が受け手にどのような影響を与えるのかを考えてつけましょう 。
▼コピペの言葉では人の気持ちは動きません。
難しく考えずに、言葉を借りること自体に問題はありません。
問題は「そのまま」の部分にあります。
誰かの言葉に自分の体験や知識を組み合わせることで、「自分の言葉」にしてしまえばいいのです。
▼「比喩」や「たとえ話」で上手に惹きつける
オリジナルの「比喩」や「たとえ話」はそれだけで自分の言葉になります。
「比喩」や「たとえ話」をうまく使うと物事が感覚的に理解しやすくなり、
記憶にも残るからです。
講演などを聞きに行って、話を全て忘れてしまったのにい例え話だけが生き残ってるなんて経験がきっとあるでしょう。
話がうまいと言われる人の多くは「たとえ話上手」です。
▼スピーチは朴訥で下手な方がいい
多くの人はスピーチが上手な人に憧れます。
しかしスピーチが上手い人の話がよく伝わるとは限りません。
ちょっとぐらい朴訥で下手な方がいいくらいです。
講演慣れしてる方のスピーチは意外に心に響かないということもあります。
むしろ訛りがあったり、たどたどしく喋る方が説得力があります。
大切なのは伝えたいメッセージをしっかり持ち、自分のキャラクターにあった話し方をすることです。
▼「自分の言葉で語る」ための3か条
前提条件
「自分の言葉で語っているかどうか」を決めるのは他人。
他人からみて、「自分の言葉で語っているように見える」ことが重要。
1.自分の発見から得た体験を具体的に語る。
2.視点や次元を意識して変えながら語る。
3.語り方の巧拙よりも伝えたい気持ちと少しの勇気。
自分の言葉で語ることで世界を変えていこう。
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